不動産・建築関係者向け、初めての360度カメラ「RICOH THETA」シリーズ購入ガイド 

建物の室内撮影向けで、360度カメラ「RICOH THETA(シータ)」の購入を検討している方が、どのタイプを購入すれば良いのかという点について解説していきます。

結論から言うと、建物の静止画撮影がメインとなる不動産・建築業者の方は「THETA SC」が断然おすすめです。

 

 

不動産・建築業者の方には「THETA SC」が断然おすすめの理由

  • 有効画素数は上位機種と全く同じ1,200万画素で画質に差はない。
  • というか静止画メインで使う場合は、画素数だけでなくほとんど同性能となる。
  • しかし価格は「THETA SC」22,000円前後と上位機種の「THETA V」の半額程度で非常にコストパフォーマンスが良い!

以下にTHETAをタイプ別に表にまとめる

性能に差がある箇所について解説します。

 

 

ISO値について

ISO値に差がありますが、建物をメインで撮影する場合は「THETA SC」の100~1600で十分です。
ISO値とは下の図のようになります。

ISO値を高くするメリットは暗い場所でも明るく撮影できますが、デメリットはノイズが入り粗い画像になります。

 

私も建物メインで撮影をしておりますが、室内を撮影する際、ISO値は100~1600までしか使用しません。ISO値を6400まで上げるケースとしては夜景などの撮影するケースが考えられますが、建物の中をメインで撮影する場合は必要ないと思います。

 

 

内蔵メモリ、バッテリーライフについて

「THETA SC」は8GBです。静止画を高画質撮影しても1600枚は保存可能です。静止画メインでの使用では十分だと思います。「THETA SC」バッテリーライフはフル充電の状態で約260枚ですが、これも十分だと思います。※私が現場で建物撮影するケースでも260枚を超えたことは一度もありません。

 

 

インターフェイスについて

「THETA S」にのみHDMI-micro端子がついておりますが、この端子の有無によるメリットは動画データを外部モニターにつないで、動画をスムーズに見れるできることにあります。静止画メインでは、ほとんど必要がありません。micro USB端子で十分です。

 

 

Wi-Fi、Bleutoothついて

THETAは撮影の際、スマートホンをWi-Fi、Bleutoothで接続して撮影します。上位機種の「THETA V」のみBleutooth接続が可能です。「THETA SC」はWi-Fi接続のみですが、これも建物室内がメインの撮影環境ではほとんど問題はありません。

 

 

サイズについて

サイズはどの機種もほとんど変わりません。

 

 

まとめ

上位機種の「THETA S」「THETA V」は動画撮影を考えている方はメリットが多くありますが、静止画メインで使用が考えている方は「THETA SC」で十分です。

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